日米の教育制度の差異と真に能力を伸ばす教育について
 日米の教育制度の差異と真に能力を伸ばす教育について

現在、我が国には「お受験」と呼ばれる社会現象がある。私立中学校に入学させる為に、塾に通わせて親が子供に勉強を強いる教育方針である。平成11年に滝田洋二郎監督の同名の映画が上映されたり、テレビ・新聞で取り上げられたりして、当の子供より親の方が白熱している様を思い浮かばせるその言葉は、既にお馴染みのものになっている。先に挙げた映画は努力をすれば報われる、と言う内容で、受験に関しては然程触れてはいないが、その現象は今では多くの家庭で起こっている様である。実際、知人の家庭でも同様の教育をしていると聞いた。同級生が外で遊んでいるのを横目に、私立中学校受験に合格する為に子供に勉強を強いる。私立中学校に合格したら、勿論その先は私立高校、そして一流大学受験となるのだろう。中には幼稚園の内から私立小学校受験を目指して勉強を強いる家庭も少なくない様だ。「お受験」にまつわる全ての大騒動は一流大学に合格する為のものなのだ。大学入試こそが我が国の教育の中心であり、大学卒業後の進路、つまり社会的地位をほぼ決定するものなのである。
 大学卒業後に初めて就職する職場は、人生において非常に重要な地位を示すのである。

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